やっとの思いで生まれた我が子ほど可愛いものはない。

心から生まれてきてくれてありがとう、よく頑張ったね!!と思う。

感動して泣いてしまうかと思ったけど、涙はでなかった。

生まれた我が子の顔をよく見るのに必死だった。


バースプランと言って出産前に陣痛から産後までの希望を病院に提出するのだが、
私は良く分からなくてネットで調べて
1呼吸法を指導して欲しい
2出産後すぐにダッコしたい
3出産後出来るだけすぐに授乳したい
4生まれてすぐの写真を撮りたい
と希望した。

なので、生まれたての我が子をダッコさせてもらえた。

妊娠後期に撮ってもらえた4D エコーでは、この世のものとは思えないほど酷い顔だったので、本当に本当に心配していたが、思いの外、人間らしいキレイな顔をしていたので心のそこから安堵した。

それが我が子の顔を必死で見た理由だ。

こんなにも愛しく尊いものはあるだろうか…

ほんのすこしだが、すぐにダッコさせてもらえて良かったと思う。



その後、赤ちゃんの処置…私の縫合が始まる。

まさか、赤ちゃんを産むより痛いとは!!

陣痛の辛さに耐え、赤ちゃんを産み出し、疲労困憊な母を襲う縫合の痛み。
陣痛に耐えた私なら大丈夫!と自分に言い聞かせ30分。

小声で時々「痛い…」と言ってしまったと思っていたが、分娩室の外までその声が聞こえていたことを後で知る。

遠足はお家に着くまでですよ的に言えば、出産は分娩で終わりじゃないよ~縫合までよ~と私は学んだ。

痛い上に足も分娩時から同じ体勢でキープなのでプルプルものだ。

油断ならぬ縫合!!(笑)


そして、その辛さからようやく解放され、再び我が子とご対面。

バースプラン通り授乳させてもらった。

寝たままの体勢で助産師さんの介助のもとでの初授乳♪

お腹の中でぷかぷか浮いていてたまにママのお腹をキックやパンチをするくらいしか動いたことのない赤ちゃんがほんのちょっと前に一生懸命産道を通り物凄いエネルギーと時間を費やして生まれてきたとは思えないほどの力強さ。

こんなに小さなからだでも、目は見えなくても、しっかりと私の胸に吸い付く姿は不思議でもあり、尊く、愛しく、いじらしく、何気なくでも生きることの素晴らしさ壮大さを教えてくれる。

この子を守らなければ…母としての自覚が芽生えた瞬間だ。





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