6月30日(土)

 

この日は火葬日でした。

喪主は弟。

弟の仕事の都合により、

お葬式は一週間後に延び、

先に火葬を済ます事になったのです。

 

死因は死亡診断書には腎不全と記載

されていましたが、

腎不全とは、誰もが納得できず。

 

葬儀屋さんの計らいにより、

公には、死因は多臓器不全で周知徹底させました。

 

父の会社関連へは多臓器不全で死去と

伝達され、

社内報にも多臓器不全で死去と掲載され

ました。

 

 

葬儀屋さんが、指図して下さり、

家族で旅支度を整えていますと、

父の口がパカッと開いてしまいポーン

 

父は、口を大きく開けた状態のまま、

亡くなりましたが、

帰宅後、葬儀屋さんに閉じて

頂いていたのですが。

 

一瞬ドキッとしましたが、

姉が笑っているんだよと言い。

 

きっと家族全員に身支度を整えて貰った事が、

嬉しかったのでしょう。

 

棺の中には、父の好物の

ビール(ペットボトルに入れ替えた物)と

おつまみにカツオのお刺身を入れ、

後はお花でいっぱいにしました。

 

そして、火葬場へ。

 

更にまたみんなでお花を飾り。

父の顔を最後にもう一度見て。

 

とうとうこの時が来てしまい。

お父さん、本当のお別れですね。

 

火葬炉の前に運ばれて行きました。

 

 

最後の言葉がみつからない。

 

 

扉が開いて中に棺を入れ始めました。

 

 

やはり最後の言葉がみつからなくて、

 

 

扉が閉まる寸前に、

 

私はいつものように

 

「お父さん、バイバイ」

 

と叫んだ。 ドア

 

父が亡くなり、初めて涙が出ました。

 

母もすすり泣きをし出し、

 

私は母の背中をさすりながら、

 

母の肩に頭をもたれて、

しくしくと、泣いていました。