中治り現象期間のこの３日間は、
経鼻酸素の吸入もはずし、
ハアハアする事もなく、
自発呼吸ができていました。
亡くなる前に一時的に回復する力とは本当に
すごい力だったと今改めて思っています。
4：００pm頃、病室の前で待機している間
（看護師さん達が父のお世話中）
美人先生が回診に来て。
その時、今日の血液検査の結果を
教えて頂きました。
数値は金曜日と変わらないと。
本当は、顔つきも診て頂きたかったの
ですが、ケア中だし、先生も忙しそう
なので、いい出せずに。
まあ、尿も出ているし、血液検査も横ばいだし、
まだ大丈夫だと安易に思ってしまいました。
その後、弟のお嫁さんからラインが。
昨日痰吸引後、急に元気がなくなった事を
気にしていて。
血液検査の結果は横ばいなので
心配しないでと返信し。
今日父の老け込んだ顔を見た時は、
昨日の痰吸引のせいで、
またもや寿命を縮ませてくれたな
と
怒りＭＡＸでしたが、
正しくは、中治り現象の期間が
短くなったのですね。
どちらにしても、生きてる時間が
短くなった事には
変わりませんがね
５：００pm頃、ベア先生が回診に来るまで、
寝たり起きたり、疲れた様子もなく、
転院以来、一番ご機嫌な父。
この時の一秒一秒が愛おしく、尊くて。
そして、切なくて。
先生には、今日は体調は良いですと
伝えました。
不吉な事はもう告げずに。
本当に引き寄せたら怖いので
先生も父の顔を眺めていましたが、
（気づいた？）
特に何も言わず、退室しました
ところが、
その後です。
眠っている父を見ると、
首の回りから、鎖骨の下まで
黒ずんで、
いるのです 
え
さっきまでは黒くなかったのに。
いつの間に
目を疑い、
本当に本当に驚きました。
死神
の仕業でしょうか？
父の足を見ると、ふくらはぎが金曜日より
半分ぐらいに細くなっていました
これにもびっくりです。
とても不安で心細くなり。
でもいつものように、
ふくらはぎから足裏まで一生懸命
マッサージを続けました。
中治り現象の時間がそろそろ終わりに
近づいていたのですね
次回に続きます。
この回はあと２回に分けますので
宜しくお願いします。