6月25日(月)

 

この日は父が亡くなった日です。

この日の事を、覚えている限り、

また、家族とのラインのやり取りを

振り返り、詳しく書き留めて

いきたいと思います。

 

 

 

仕事の帰り病院へ。3:00pm少し前でした。

 

病室に入り3日ぶりに父の顔を見て、

いつものように自分の名前を告げます。

 

久しぶりに私の名前を

大きく口を開けて、口真似をしました。

1か月ぶりでしょうか。ちょっと感激です。

 

私は「そうそう」と言って笑い、

父も笑を返してくれたような。

 

尿の量のチェックをすると

すでに400cc近くあり、

ほっとしました。

 

それから、お花のお手入れをしていると

父は私を見ていて、微笑みながら、

うんうんうんと、うなづき。

 

私は??と顔をしてしまい汗

 

亡くなったあとで、姉から、それは

「ありがとう」という意味だったんだよ

と言われてえーんえーん

 

この日まで中治り現象は続いていたのですね。

その時は全く分からず、回復してきていると

思っていました。

 

その後、父の顔を覗き込むと顔つきが

変わっていてガーン

 

病室に着き、10分後位に気づいたので、

もしかしたら、初めからこの顔だったの?

 

鬼の形相と言うと過言ですが、

目尻が切れ長になり、少しつり目で。

微笑んでいるのですが、怖い顔つき。

そして、10歳位老け込んで見えました。

 

そう、雷 

 

まるで、雷雷雷

 

死神ドクロハッ

 

に取り憑かれているような叫び

 

3:30pm過ぎに看護師さん達が来て、

一連のケア(体拭き、おむつ交換、体の向き変え、痰吸引)

があるので、病室を出るように言われ。

 

病室の前で待機し、痰吸引の時に病室に突入。

 

今日の看護師さんは、喉から、右、左と

30秒位で優しく吸引してくれて。

 

血は一滴も吸引されませんでした。

 

「はーい。いっぱい取れたよー」と言って。

 

 

私は、思わず、

 

ショボーン 「死神に取り憑かれているみたいなんですけど」

 

看 「精一杯生きているんだから、仕方ないよ」

 

精一杯生きてると言う言葉に

軽く目まいがし、納得できずにいました。

 

その時はまだまだ大丈夫と思っていて。

顔つきが変わっても体調はこんなに良いのだからと。

 

でも理解はしました。

傍から見れば、精一杯の状態なのだと。

だからそんな不吉な事は他言無用だと。

 

 

看護師さんは、口腔ケア用の棒にスポンジが

ついている物があと3本しかないので、

買ってくるように言いました。

 

ショボーン 「今日でなくても、いいですか?」

 

本能的に今日は、父の傍を離れたくなくて。

 

看 「明日で大丈夫」

 

と笑っていて。

 

実はこの看護師さん、私の中では、

グレーゾーンでしたが、

ベテランでいい方でしたドキドキ 

最後の日に気づくなんて。

 

看護師さんも、今晩、父が亡くなるなんて、

本当に思っていなかったのですよね。

買って来なくて良かったです笑い泣き

 

 

次回に続きます。

 

 

チョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコ

 

まもなく、新しい時代を迎えようとしています。

平成最後の年に、こうして皆様とブログで

繋がる事ができ、感謝の気持ちで

いっぱいです。

 

令和は、皆様がどうか幸せに満ち溢れて

そして、どんな病気でも治る優しい時代で

あります事を切に願いながら。

 

平成31年4月30日