6月3日 (日)
父は、昨年、胆管癌の手術をした際、
親戚がお見舞いに来る事を拒否っていました。
手術後のみじめな姿を家族以外には
見せたくなかったのだと思います。
また、癌になった事実も知られたくなくて、
手術後、日常に戻ってからも隠し通していました。
ですから、今回もきっと父は嫌がると思い、
誰にも知らせずにいたのですが。
しかーし、
昨夜、母が暴走し出したのです![]()
親戚中に電話を掛けまくり・・・・![]()
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まず、記念すべき一人目のお見舞い客は
都内に住むいとこ(父の甥)です![]()
この日は日曜日でしたので、父、母、私、娘、と
4人で病室にいました。
彼は、若い頃(男盛りの頃?)の父に似ているので、
病室に入って来た瞬間、ドキッ
としました。
父は、甥が分かったようで、うなづいて、涙ぐんでいて。
嬉しかったのは確かだと思いますが、
最後のお別れに来たと勘違いしていたかもしれません![]()
いずれにせよこの日は、珍しく賑やかな病室でした![]()
こんな日があってもいいよね、お父さん![]()
この時はまだ誰も知らなかったのです。
父の残された時間はあと22日しか
なかったなんて!![]()
そして、火曜日には、母は都内に住む自分の妹を
連れてきたのです![]()
(救急車に同乗してくれた叔母とは別の人)
この日、私は娘の高校の体育祭があり、病院には行けず、
その隙を狙ったのかもしれません![]()
更に、水曜日、今度は別のいとこ(父の姪)とその息子が
来てくれました。
彼女たちは一生懸命父を励ましてくれましたが、
この日は、特別に調子が悪く、
ハアハアと呼吸は苦しそうで、目はうつろでした。
父にとっては、次から次へとお見舞い客が
現われて、
こんな病人になった自分を見せる事と
最後のお別れに来たのかなと感じとり、
相当ショックだったと思います。
お母さん、もう本当に余計な事を
してくれるよね![]()
「病は気から」というでしょ![]()
そして、週末は、かなり体調が悪くなりますが、
また順を追って書いていきたいと思います。