6月1日(金)
本当は今日が転院日でしたが、
本当に転院なんて、できるはずありません。
今週もやっぱり熱が高い。
解熱剤を点滴して、対応していました。
今日は、熱のせいなのか、ハアハアと息遣いも一段と荒く。
この1週間でだんだんと元気がなくなってきた
と思います。
どうしたのでしょう?
病室に来たモラ先生に本当に治るのか
聞いてみると、廊下へ出るように促され、
「治りません(ドヤ顔)」
「やっぱり・・・・
(どうしてここで、ドヤ顔??もう意味不明)」
「リハビリするのを首を横に振って
嫌がります。
もう、ほっといてくれという感じで、
治療を拒否しているようです。
僕は多くの高齢者をみてきましたが、
みんな首を横に振って治療を嫌がります」
「あ~そうなんですか・・・」
治療やリハビリを拒否するから
治らなくなったのとは違いますよね。
先生方が思っていたよりも、
回復しなかったという事ですよね。
じゃあその原因は何?と
そこを突っ込みたかったのですが、
チキンなので遠慮しました![]()
だってこの先生、モラ男だし![]()
やはり原因はどうしてもここにたどりつく。
地方病院での看護師達のうっかりミスの
点滴放置後の大量出血。
先生方は知らないもんね。
「転院してもずっとこのままの状態です。」
「だいたい、秋頃ですか?(亡くなるのが)」
「病気にならなければ、
まだ大丈夫だと思います。」
「もう家には帰れないのですか?」
「それは、ご家族次第です」
家で介護ができるかということですよね。
後で母に大反対されたのでこの話はボツになり。
「転院は、僕一人の意見では
決められないので、
来週の会議で、各フィールドの
スタッフの
意見も聞いて決めたいと
思います。(キメ顔)」
「分りました。宜しくお願いします。
(だからといって、顔まで決めなくてもねえ![]()
まあステキだったからいいけど
)」
治らなくてもまだ生きられるという事が単に嬉しかったです。
どんな状態、容態であれ、
願わくば、あと1年は生きてほしい。
しかし、
私の思い届かず、願い叶わず。
砕け散るのでした。