4月16日(月)

 

夕方、病院へ。

 

「あーあー」と言っているだけの父に

「お父さん、akkeだよ」

と声をかけると、

目頭と瞼が赤くなりました。

 

私の事が分かったようですが、

他の反応は一切ありません。

 

あんなに元気だったのにと

ため息がでます。

 

消化器の主治医、イケ先生(イケメンタルドキドキの先生なので)

から今日の血液検査の結果を聞きました。

 

数値は良くなっていて、血小板の数値も、

輸血なしで自力で維持できていると。

 

明日から、手足を動かすリハビリも再開することに。

 

どうやら、一命をとりとめてもらったようです。

 

私には、またいつ急変してもおかしくない容態に見えましたがね。

 

 

 

 

夜、またイケ先生が様子を見に来て下さいました。

今後は夜中、付き添わなくても大丈夫と。

 

でも今夜は父のそばにいたいので、

病院に泊まりました。

 

 

夜中も「あーあー」

と言っているので、「せつないの?」と聞くと

辛そうな顔をしてうんとうなづきました。

 

意識不明になってから初めての反応です。

 

「私誰だかわかる?」と聞くと

またうんとうなづいて瞼が真っ赤になり。

 

さらに朝方、息で喋ったのですビックリマーク

「水をくれ~」と。

 

朝もまたイケ先生が来て下さって、

「吸い飲みで、2,3滴舌にたらす程度なら良い」と。

そして、「昨日よりもしっかりしてきた」とおしゃって。

 

初めからここの消化器内科に入院できていれば

絶対に完治したはず。

 

私はすっかりタラレバおばさんになっています笑い泣き

 

しかし、残念ながら、父の容態は明日から

また少しづつ後退していきます。