愛犬ゲンの話 | LOVE INFINITY ~宇宙の流れに乗ってありのままに生きていこう♪~

LOVE INFINITY ~宇宙の流れに乗ってありのままに生きていこう♪~

LOVE INFINITY 駒子の“愛”と“気づき”をもたらすスピリチュアルブログ♪
スカイプ、お電話、対面にて、封印解除、スターシードセッション、ライトワーカー養成コースをご提供させていただいています。

いつもお越しいただきまして、ありがとうございます。
LOVE INFINITY ホームページこちら


一昨日、実家の愛犬が亡くなりました。
あと2週間で15才でした。

ゲンは、私が大学4年生の時に、家にやってきました。
私は、小さい頃犬に噛まれたことがあったのか、
それまでとっても怖くて、犬が苦手でした。
なので、散歩している犬を見ると、いつもよけて歩いていました。
だから、一番下の弟の癒しになるからと、
母と弟が犬を飼いたいと言い出した時も、
私だけは大反対でした。
しかしある日、学校から帰ってきたら、
小さなぬいぐるみみたいなゲンが、
ハンドタオルをかけてもらって、寝ていました。
すごくかわいかった。
でも臭くて、手を伸ばしてちょっと触るのが、やっとでした。
それが私との出会いでした。

その夜からゲンは、居間のソファで寝ていました。
突然、ブリーダーのもとから、親や兄弟と離されて、
うちの家にやってきたので、
その夜から3日間、夜中に目が覚めて、誰もいないのに気付いて、
とても寂しそうな声でヒーヒーと泣いていました。
2階で寝ていた私は、
3日間とも夜中その声に驚いて目が覚めたのですが、
かわいそうだから、行ってやろうとか思いませんでした。
そして、4日目から、ゲンも慣れたのか、夜中に泣かなくなりました。

私は、小さい頃金魚を飼っていて、2年ぐらい生きていたのですが、
餌をパクパク食べるのが面白いので、気が向いたら餌をやって、
たまに水槽の掃除を手伝ったりしましたが、
2匹とも死んでしまった時も、あまり悲しかった、
という記憶がありません。

セキセイインコも鳥かごで母が飼っていたけど、
だいたい玄関の前につるしてあって、
ものすごく人を怖がるインコで、寄っていくと、いつも逃げてしまって、
まったく懐かなかったので、
ある日朝起きたら、2匹とも蛇に食べられたのか、
いなくなってしまったときも、
想像するととっても残酷で、かわいそうだと思いましたが、
いなくなってさびしいとは、やっぱりあまり思いませんでした。

でも、ゲンとの生活は驚きでいっぱいでした。
うちには犬を飼ったことがある人が一人もいなかったので、
しつけも手さぐりで初めてのことばかりでした。

まずトイレもやっと覚えたところで、
ちゃんとできる時とできない時があり、
出来た時は思いっきり褒めてあげないといけないし、
結構、噛み癖がある犬種だったのか、
きっと本人は遊んでるつもりで、いつも噛んでくるので、
噛んだら痛いよ、それはいけないことだと教えるのも大変でした。
なんでも噛んでしまうので、届くところに物を置けない、
きっと人間の子供と一緒ですね。
犬も小さい時はとにかく何でも食べるので、驚きました。
留守中にテレビのリモコンを噛んで、電池がなくなっていた時には
驚いて病院に連れて行きました。

ある日、私とゲンが2人きりでお留守番することがあったのですが、
その日に、たまたまゲンの両親と、兄弟たちを連れた
ブリーダーさんが、うちに遊びに来たことがありました。

たぶんゲンがうちに来て、1か月後ぐらいだったと思うのですが、
久しぶりに両親と兄弟たちに会ったら、喜ぶのかと思ったら、
もうすっかり忘れてしまったのか、驚いて、2階にかけあがってしまい、
階段の上からじっと下をのぞいていたので、
2階から抱っこしてもう一度、会わせてあげると、
また2階にかけあがってしまいました。
そして、再度、抱っこして連れて行ってあげると、
やっとお父さんとお母さんと匂いを嗅ぎ合って、
兄弟たちとじゃれ合って遊び、
あとは、両親含めた5匹が、家の周りをぐるぐる探検するように
走り回ってました。

今から思えば、両親と言っても、
まだお父さんが2才、お母さん1才のとっても若いカップルだったので、
あぁゲンも大人になっても、こんなに落ち着きがないものなのかと
その時思いました。

で、その日、ブリーダーさんたちが帰った後、ゲンと初めて遊びました。
きっとゲンは、この人は遊んでくれる人だ!
とその時初めて認識したんだと思うし、
私も初めて心から、あぁかわいいなぁと思いました。
その日から、お互いに何か信頼関係が生まれました。

そのうち、毎日ゲンがいるから、
家に帰るのが楽しみで仕方なくなりました。
実はその時期、うちの家族は、
みんな精神的にとっても苦しい時でした。
父は単身赴任中で、母は仕事から帰ってきたら家事、
そして、子供の教育費が莫大にかかる時で、
いつも母に余裕がなくてイライラしていて、当たりちらしていたので、
私や弟たちは、できるだけ母と顔を合わせたくないと、
家に帰っても、さっさと部屋にこもって、
できるだけ顔を合わせないようにしていました。
兄弟でよく、なんで母はあんなんなんだろう?とたまに言ってました。
私も、いつもお金がない、だの、あんたの学費のせいで大変なんや、
と言われるのも、
自分のことしか考えていないと言われるのも嫌で嫌で、
ずっと母に心を閉じている時だったので、
あぁ早く家を出たい、自由になりたい、といつも思っている頃でした。
毎日くらーい気持ちで、家に帰っていたのを、
先日、昔の通学路を通ったときに、思い出しました。

だからその頃にやってきたゲンは、本当に我が家のアイドルでした。
本当に、家族みんなが癒されました。
居間にもみんながいる時間が多くなりました。

私は、あのゲンと2人きりで留守番した日から、何かが変わって、
かわいくて仕方がない、と思うようになりました。
たぶんこの感覚は、一番下の弟をすごくかわいがっていたので、
なんとなくそれと似ていて、すごく小さな弟が出来たような気分でした。

それから率先して雨の日も雪の日もみんなが面倒くさがる中、
喜んで散歩に行ったり、一緒にご飯食べたり、
お昼寝したり、
体を洗ってやったり、そして、よく遊びました。
へとへとになってぐったりするまで遊びました。

私は、一緒にいるだけで本当に幸せでした。
家の中を走り回って遊んでいたので、いつも母に、
埃が立つから止めて、とあきれられていたけど、
私は、ゲンと一緒にいることで、
昔の自分を取り戻していたのだと思います。
大人になって、家でドタバタかけっこするなんて変かもしれないけど、
本当に一緒にいる時は、
ありのままの自分でいることができたのだと思います。

私が実際一緒に暮らしたのは半年ほどでした。
それから就職して家を出てしまったので、長期の休みが出るたびに、
ゲンに会いに実家に帰っていました。
会うのが楽しみで楽しみでしょうがなかったし、
その度に、一緒に遊んで一緒に寝て、べったりでした。
ゲンもいつも大喜びで、私の行くところをついて回っていました。

離れるのはいつもさびしかったし、離れているときも、
いつも想像の中で、ゲンと遊んでいました。
いつも心の中にゲンがいました。
たぶん私のインナーチャイルドなのかな?と今は思います。



つづく