京成バラ園のバラの紹介です。

 「ヘルツアス」は1998年のタンタウのバラです。ベルベット赤は、花持ちと花弁質が良く、雨に強いバラです。
 コンパクトな樹形なので鉢栽培にも適しています。花名はドイツ語で「ハートのエース」を意味します。



  「ヘルムット・コール・ローズ」は1996年のタンタウのバラです。クォーターロゼット咲きの極めて大きい花を咲かせます。しかも花首が太く、しっかりとしているので凛とした美しさと力強さがあります。



 「マヌウ・メイアン」は1979年のメイアンのバラです。濃いローズピンクの房咲の花付きの良い品種です。作出者であるマリールイズ・メイアン の愛称を取って 名付けられました。ハーグ国際コンクール金賞受賞のほか4賞受賞しているバラです。


  「ムーン・シャトウ」は1995年のJ&Pのバラはボリュームのあるラベンダー色の花は花形の美しい、濃厚な香りが素晴らしいバラです。
 1993年JRC「香りの大賞」を受賞。



 「メリナ」は1973年のタンタウのバラです。輝く明るい赤の花色のバラは花付きがとても良く、花形・花色共に優れた早咲きの品種です。

バラには作出年が各種の国際コンクールの受賞年の後だった場合が多くあります。これは正式に発表前にバラの審査会場でコンクールが行われ、受賞後に発売などが行われるためです。
 日本でも色々の処のバラ園で審査用のバラが植えられています。その時はバラの名前や作出者を付けずに番号で審査されるようです。
 「ムーン・シャトウ」も「香りの大賞」を受賞してから、発表されたものでしょう。