何時もの「ロゼット」、「カップ」のバラを紹介します。
「ロマンティック・アンティーク」の2010年コルデスのバラでアンティーク調花形と杏ピンクの花色の組み合わせが美しい。「キャラメル・アンティーク」の枝変わりです。
「ラペルラ」は2008年コルデスのバラで黄色を含むクリーム色の花色はクラシカルな花形で中心がボタンアイになります。花名はイタリア語で「真珠」です。
「アンジェラ」は1988年コルデスのバラです。カップ咲きの小輪がびっしりと咲かせます。丈夫で良し咲き続けます。
「サニー・アンティーク」は2010年コルデスのバラです。爽やかなレモンイエローの花色とアンティーク調の花形が調和した魅力的なバラです。
「ボレロ」は2009年メイアンのバラです。雪のように白い、やわらかな花びらがふんわりと重なり、繊細な印象のバラです。樹形が小ぶりのため鉢植えに適します。
「薔薇物語」 18
バラ戦争とチューダーローズ
バラがイギリスの国花となったのは、十五世紀後半のバラ戦争以降のことです。
王位継承をめぐる、同じプランタジネット朝の血を引くヨーク家(白バラを家紋とする)とランカスター家(赤バラを家紋とする)の争いに封建貴族の勢力をかける争いが結び付き、三十年の間イギリス中を騒乱に巻き込んだ戦いとなりました。
1485年、ついにランカスター家のヘンリー・チューダーがヨーク家のリチャード三世を破り、ヘンリー一世として即位。ヨーク家のエリザベスと結婚して、絶対君主制の幕開けを迎えます。
両家の紋章は合体し、様式化されたチューダーローズがイギリス王室の紋章として生まれました。
奇しくもその頃、僧院の庭で発見されたとの言い伝えを持つ、赤と白の入り混じったダマスク系のバラが、この故事にちなんで「ヨーク&ランカスター」と名付けられています。
