月山周辺の紅葉がここ二、三日の冷え込みで見頃になっている。高気圧に覆われて晴れ渡り、絶好の行楽日和となり、大勢の登山愛好者や観光客が訪れ、赤や黄色に染まった名峰の秋景色を楽しんだ。
右上が月山山頂、登山道を彩る紅葉
山頂をバックにナナカマドの赤い実
黄色が鮮やかな姥沢小屋付近
赤く染まる月山ペアリフト上駅付近
紅葉に覆われた木道を歩く登山客
東日本大震災の犠牲者を供養しようと、月山山頂に経塚が建立された、全国各地、海外から寄せられた1万枚の般若心経の写経を、それぞれに込められた思いとともに霊峰の頂の収めた。
開催中の山形国際ドキュメンタリー映画祭2011に合わせ、震災のカップルの人前結婚式や、時代絵巻を表現した花嫁行列、芋煮振る舞いなどが行われた。
大震災で共に実家を被災した、福島県双葉町出身の竹内さんと陸前高田市出身の久美さん夫妻の人前結婚式も行われた。
二人は5月に結婚。震災で身内を亡くしたことから式を挙げることを諦めていたが「新たな一歩を踏み出したい」と応募した。大勢の市民が見守る中で、二人は赤い糸を互いの小指に結び合い、永遠の愛を誓い合った。「こんな日が来ることは思っていなかった、式が挙げることができ、山形の人に感謝の気持ちでいっぱいです」
式後、二人は花嫁行列の先頭を歩き、沿道の人も新たな門出を祝福。雅楽の演奏の中、村山市の伝統行事「むじなのむかさり」、庄内藩大名行列の女人列、十二単などをまとった行列に花を添えた。
(山形新聞の電子版より)