獅子舞は、岩崎の瑞岩寺境内で行われる。舞場は直径二十一尺(約六メートル四十センチ)の輪を描き、周囲に笹を画き、周囲に笹の付いた青竹八本を立てて、縄を張り「シメ」を下げる。
行列は笛、棒使いを先頭に山伏、簓子、蝿追い、獅子の順番で場内に入る。最後に大獅子が入ると舞場の入り口は閉められる。
まず、最初に舞場の邪気を払うために棒使いが演舞してから始まる。
獅子舞の行わる瑞岩寺の山門。
左右に仁王像が見守る。
岩崎の簓獅子舞の説明、銘板。
本堂の前に、獅子舞の用具が飾られています。
いよいよ、開始、獅子頭を着ける。
簓子に3種類(牡丹・月・日)の花カザリを被る。
まず、舞場前に整列し出番を待つ。
舞場。
最初は棒使いが舞場の邪気を取り払う演舞を行う。
棒使いの演舞。中々見応えがあります。
舞場が清められると山伏を先頭に簓子が入場する。
簓の花飾りの中に牡丹、月、日が挿してあります。
花笠を被り、ササラを擦りながら進行する。
簓子の次は蝿追が軍配と榊をもって舞いながら続く。
元来、獅子舞は岩崎に永住する家の長男にのみ引き継がれてきたが、最近ではその制度を改め広く後継者の育成を図ると共に、獅子舞保存と継承に努めています。
次に、獅子舞を紹介します。