「岩崎の簓獅子舞」が本踊りに先立ち、氏神様「岩崎弁天」へ奉納される。

本踊りは近くの瑞岩寺境内で行われます。


 岩崎の獅子舞は慶長十九年(1614)岩崎の地頭、宇佐美氏が大阪冬の陣に戦功を立てての帰途、京都から三頭の獅子頭面を求め、獅子舞の師匠を伴い凱旋し、村の若者たちに稽古をさせた。


 丁度その頃、寺が二、三年前に、大火によって焼失、その時、再建され上棟式に奉納舞ったのが始まりです。


 「簓獅子舞」は市の無形民俗文化財に指定されています。


 宮入の先頭は四人の「棒使」で行列は続く。
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 蝿追の一人は左手に軍配右手に榊を手にする。
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 菅笠の山伏は「ほら貝」を持つ。
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 棒使の四人が弁天様に一礼する。
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山伏の次は簓子三人(牡丹・月・日)と笛方が続く。
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 次に獅子が舞いながら参列。
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 蝿追と獅子たち。
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 獅子舞は太鼓を打ちながら舞う。相当の体力が入りそうです。
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 簓子は本当は頭に「ササラ」を被るがお参りのときは大人が持ってお参りする。
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 五・六人が笛を吹きながら宮入りする。
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 境内で一通りの舞が披露される。
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 宮参りした「岩崎弁天」。
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 本番前に地元の鎮守へ、宮参りしてから、一時間後に瑞岩寺で本踊りが披露される。本踊りは約一時間近く獅子舞をするので大変です。

 

次に本踊りを紹介します。