花笠踊りの発祥の地で28日に大パレードが行われ約2900人が、市の目抜き通りで、躍動感あふれる「笠回し」を披露した。


 大正8年(1919)に始まった徳良湖の築堤工事の際、住民が土搗き唄に合わせて笠を回した踊りが原型とされる。現在では尾花沢市のみならず、山形県を代表する文化のひとつとなっている。


 「花笠踊り」の大パレード、子供たちも参加しています。
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 幼稚園でも踊ります。祭りに先立ち、祭囃子屋台、伝統の奴踊り、踊り屋台名とも

総勢600人が市内を練り歩いた。
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 「花笠踊り」の踊りの特徴を案内します。

花笠踊りは、当時工夫が「日除け、雨除け」のために被っていた笠そのままの大きさの笠を勢いよくダイナミックに廻す「笠廻し」が特徴で、躍動感あふれる踊りです。

 「正調花笠音頭」は、その歌詞が150種類に及びます。代表的な6種類です。

いずれも、最後の句は「ヤッショウマカショ」となっております。


 1. 笠を大きく頭の上で回す。         

                  「日差しや雨をよける動き。」             


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  2. 笠を両肩に担ぐ

                「土を運ぶモッコを担ぐ動作、土搗きの紐を引く動作」

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  3. 左右に大きく笠を振る。

                 「相手をいたわり、扇いで風を送る動作」
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  4.足元で笠を回す。

              「土を掘り起こして掃う動作。わらじに土を落とす動作」


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 また、踊り方にも意味があり、各伝統流派の踊りにも、当時の手作業で行われた作業の様子を取り入れています。

 

 花笠踊りは現在まで、五流派が伝えられておりますが、近年は「花笠ダンベル体操」も運動不足の一助となっているようです。


 私も50年前、学校の運動会で「応援花笠踊り」の指導して、踊ったことがあり、

大変懐かしくなりました。


 (写真などは、山形新聞と尾花沢市ホームページより)