わが国ですっかりお馴染みの中米、南米産の夏に咲く花を二つ紹介します。
「松葉牡丹」と「サフラン擬」の花はあちこちで見かけることができます、「松葉牡丹」
は、葉は松の葉、花は牡丹に似ていることから名づけられた、別名が「ツメキリソ
ウ」という。枝先を爪で切りって、挿せば簡単に増やせることかららしい。
花の色も色々あります。八重の牡丹のようです。
クリーム色も花の中に紅が入り、アクセントになっています。
花のあとは丸い房に小さな種がついて、こぼれて来年も咲きます。
「サフラン擬」は彼岸花科に属します、花はサフランよりも少し大きいがそっくりです。中米原産で、日本には1800年代に入って来た花です。別名は「カリナタ」。
雄蕊も可愛い花です。
「松葉牡丹」は南米産とは初めて知り驚きました、少年のころ一重の花は故郷の庭に生えていましたが、赤い花だけだと記憶しています。
今は品種改良され色々の花が生まれているのには驚きです。

