向日葵のようなひと |  とある尼さんの誰にも言わないお話
実は

先日は伯母の葬儀でした。




母の姉で

大変お世話になった伯母です。


とても明るくて前向きな

楽しい女性でした。




伯母は

40代半ばで重い脳梗塞を患い
一旦は介護生活を余儀なくされていましたが

懸命なリハビリの結果

見事復帰。


半身が全く動かないにも関わらず

片手片足でほぼすべて

自らの生活全般をこなしておりました。






身体は不自由でも

気持ちは自由自在に。





音楽鑑賞などの趣味に興じ
家庭菜園も営み


そういった日常の中で

つねに人と交わり

ユーモアと笑顔を絶やさないひとでした。



気丈過ぎるくらい気丈で

同居のいとこ夫婦には
必要以上には頼らず


病気になった伯父の世話もこなしました。



一日の終わりには

冷えたビールが欠かせず

自らの生活を幸せだと
とても楽しそうに
私や母に話していました。






私は伯母が

自分の不自由な身体について

愚痴るのを

一度たりとも聞いたことはありません。





現職中は

高校で体育の教師をしていた伯母でした。


戦後
東北の田舎から
日体大へ進み
機械体操を専門に学んだ彼女。



そんな伯母は
地元に戻って家庭を持ちながらも
とてもスタイリッシュで
いつも格好よく

幼い私にも
自慢の伯母でした。








他人より身体が良く動いた自分が

ある日を境に

全く動けなくなった

そんな絶望が

伯母の笑顔の裏にはありました。







頑張りやの伯母は

最後まで

家族のために

頑張って
頑張って


。。。。





最後



あんなに恰幅良く
ツヤツヤとしていた伯母は




寝床で

ちいちゃく

ちいちゃくなって

おりました。











頑張ったねえ。

おばちゃん。




生ききったねえ。







おばちゃんの命は

今でもキラキラと

私の心の中で光ってるよ。






すごかった。





ご苦労様でした。



そしてありがとう。














為 頓生菩提


南無大慈大悲観世音菩薩