悲しみは消えない |  とある尼さんの誰にも言わないお話

悲しみは


時間が経って

薄れることはあるけれど



無くなることはない







でも


それでいいんだよ。





人間にとって


必要なものだから


私たちの感情に


残ってるんだから。







ひっそりと


薄れた悲しみを


胸に抱いて


生きてゆけばいい。







それはきっと


あなたの心に


優しさを生み出す





慈(いつく)しみの種になる。















悲しみが無くては


本当の慈しみはありえないから。







慈しみの感情を知らずして


本当の生命(いのち)の意味を


なさないのだから。








どうか



あなたのなかの仏を

わすれないでね。
















南無大慈大悲大哀愍攝受