昨日の朝
親戚のおばあちゃんが
この世から旅立ちました。
数え歳98の大往生。
自宅で家族に看取られ
最後は
安らかに往かれたそうです。
そのお顔も
そんな様子を
表されておいででした。
村の株柄の家に嫁ぎ
夫に家に尽くし
激動の時代を生き抜いてきた彼女。
篤心の夫と共に
三宝に深く帰依し
ご夫婦で
ご自分の菩提寺を護り
加えて、
戦後はとこである祖父の窮乏を
何かと支えて下さいました。
私が出家して
3年の修業から戻り
挨拶に伺うようになった
その折々にも、
とても親しげにお茶をすすめて下さり、
先に発たれた夫君と
私の出家を純粋に喜び
様々な昔語りをしてくださるのでした。
偶然にも
旦那様であったおじいちゃんも、
数年前
およそ百歳で
秋の彼岸に旅立たれました。
うちの地域では
いつの時代からか
彼岸に発たれた方は
『間違いなく
彼の岸にたどり着く』
といわれております。
この度のおばあちゃんも
先に亡くなられたおじいちゃんも
生前受戒をうけており
特に晩年は
その安名に恥じぬ生き方を
なされたのではないかと
拝察します。
子宝には恵まれなくとも
養子を撫育し孫を愛で
夫唱婦随で
この世のお勤めを果たされた
おじいちゃん
おばあちゃん
どうか
彼の岸より
のこされた家族を
私達を
見守り
照らし続けて下さいますように。
出来ますれば
然るべき時、
私達も
あなた方と同じ地に
立つことが出来ますように
何より、
どうか
その光で
恐怖と苦しみで
未だ迷う者たちをも
お導き下さい。。。
為 頓生菩提
南無釈迦牟尼佛
摩訶般若波羅蜜