天空からの歌姫 2/2 |  とある尼さんの誰にも言わないお話

そして、


何よりも




講演最後





我々に



聞かせてくれた


彼女のその歌声。





華奢なその体から


どのようにして


轟かされるのか。







しなやかで、



のびやか



パワーに満ち溢れ



「神に愛された」



というにふさわしい


才能を




全身に浴びて、





私は



心が震えて、



涙が溢れるのを


止めることが


出来ませんでした。





魂が洗われるとは、



まさにあのような状態を


いうのでしょうね。









講演が終わって、


会場から出てきた

他のお客さんも、


私と同じような方が


沢山居られたようでした。









彼女の専門は、


チベットの民謡のようですが、




そのメロディーは、



日本の民謡にも


大変似通っていて





さらに



仏教の



『声明(しょうみょう)』 


… お経に旋律をのせたもの




に通じるものでありました。







チベット密教でも、




声明は


大変盛んです。









敬虔な


仏教文化が


何百年もかけて




その市井に


染み込んでいった




ということでしょうか。






メロディーからは、





チベットの



切り立った崖


澄んだ青い空





厳しくも


美しい自然と





神仏への祈り、





真摯な


『命の讃歌』が





見事に

顕現されておりました。







チベットのこころ/バイマーヤンジン







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いみじくも


かの弘法大師は




「音を宗(むね)とせば



佛果(ぶっか)に至(いた)す」




と、おっしゃいました。









彼女の名前




「バイマーヤンジン

Bema Yangjan」は、





“ハスの花にのった音楽の神様”





の意味だといいます。






天空の国から




この日本にやってきた歌姫は、




音楽の神に護られ




今、



母国と嫁国のため



東奔西走の日々を


送っておられるようです。









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