発達障害者の就労をサポートする者として、所見をつづるコーナーです。



支援者として、障害者とどう接していくべきかについて考えてみたいと思います。



・・・といっても私はWさんとしか一緒にお仕事をしたことがありませんので視野の狭い意見になってしまうかもしれませんが。



ひとりひとり障害の傾向や特性が違うので、本を読んだり資料を漁ってみてもうまくは当てはまらず手探りの毎日であり、正直うまくはいかないことのほうが断然多いのですが、うまくいかないからこそ普段使わないアタマをやたらフル稼働させているので、日々勉強させてもらってます。



基本的には、「障害を持っている方」という意識は特別必要ありません。



ある程度の業務上のフォローは必要でも、職場生活においては普通の職員と同じように接することが基準です。



どう対応してよいかがわからないため、彼らが望ましくない行動をとったのにもかかわらずただ時が過ぎるのを待つだけで何もアドバイス(時には叱責をすること)をしない、
障害者だからしょうがないとつい甘く対応してしまう、
障害者特有とみられる行動(例えば奇声やパニック)があった時、あからさまに憮然とした表情を浮かべる(いるんですよ、これが・・・)
といったことをよく見かけるのですが、
特別視をすると、相手は「この人は自分を見下している」ということをしっかり見抜きます。



経験上そう思うだけですが、周りの職員と変わりなく公平に接することがどれだけ彼らの自尊心を高めるか、救っているか(とまで言うと大げさかもしれませんが)、支援者は心に留めておくべきです。



彼らに必要なのは、わからないことがあったときには具体的にわかりやすく教えて疑問を解消してあげることや、できないことがあるときに本人ができるようになる範囲までサポートをすること(全部やってあげるということではなく、あくまで本人が最終的には自分でできるような状況に持っていくこと)なのかな、と個人的には思います。



あと、これは別に障害者と接するポイントに限った話ではないんですが、なんといっても笑顔ですかね。



信頼関係を築くのに明るく朗らかな雰囲気や表情は大事だと思います。



私は職場では基本眉間にしわを寄せた顔ばかりしているせいか、Wさんは最初の頃すごい緊張されていた気がしますね(笑)