こんばんは、こまです。




昨日、タイトルについて思い知らされた、というか身につまされた出来事がありました。


突然ですが、某掲示板のQ&Aより抜粋。


※多少脚色してあります。



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Q 公務員が民間企業へ再就職する場合についておうかがいします。


民間では公務員は使えないからまず採用はしないと耳にしましたが、実際に元公務員はそんなに能力が低いのでしょうか?

具体的事例があるなら教えてください。




A (ベストアンサー)


我が社の事例なので、全体を代表するわけではないことを最初にお断りした上で。


基本的に、定例業務は的確に処置し、能力は期待に沿っています。

また、他部門との調整力もあります。


しかし、問題認識力と問題解決力が民間の中途採用者に比べ、全体的に低いと考えます。


問題が発生してから対処するのではなく、発生する可能性や潜在性を素早くキャッチし、対策を検討立案して処置し、未然に防止するという思考と実践が訓練されていないと考えます。


これは、人事評価制度における自己管理目標の作成や目標達成度の面接で極めて明確になったのですが、事例として、某元公務員の中途採用者に関しては、「業務効率目標を数値化」が全く解せず、「スローガン」しか表示できませんでした。


意識改革をして自己を高めるというシステムになっていない組織ですから、職員個人が悪いのではなく、無理な注文なのかもしれませんね。


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・・・なんて的確な分析。




グッサリ突き刺さりました。。。特に、問題認識力と~、のくだり。


そうなんですよねー。。。


退職した元職場はここがアカン!と主人ともよく話すんですが(主人は現職場ですが)、なぜウチの役所は何か問題が起きたとき、小火(ボヤ)のときに火を消すことをしないで、わざわざ炎上するまで放っておくんだろうと。


消防車を出動させたら、時間もコストもものすごくかかるのにねぇ。




特に、人事トラブルが多い役所でした。

中でも怒りを通り越して笑えたのは、「自分が知らない(わからない)仕事をしようとしない職員」が少なからずいるということでした。

でも、現場で問題が起きても管理職が指導なりの対処をしない、人事担当者に救済を求めても対処が非常に遅い(あるいはされない)、そして結局はその職員の代わりに仕事をせざるを得ない職員が出てくる始末。

これは、そんな経験をした中の職員のひとりとして退職前にも人事担当者には問題提起をしてきましたし、心から改善してほしいことでした。。。


叶いませんでしたけどね。


決して防げない火災ではなかったのに、大炎上した後の家屋の残骸を片付ける消防隊員は本当、たまったもんじゃないっての。




話は戻りますが、上記アンサーのご意見は、公務員が民間企業の方に劣っているという意味ではなく、単純に民間企業と公務員の世界で必要とされる適性が異なるということであって、その世界で求められる人物像が違うからミスマッチが起きる。


そういうことでしょうね。


逆に、民間企業出身の方がみんながみんな、公務員の世界に合わせられるわけでも適性があるわけでもないと思いますし。


ただやっぱり、公務員(公的部門)の世界は民間企業全体に比べるとあまりにも小規模だし、扱う業務も特殊ですので、転職市場のフィールドで見る分にはマイノリティということでどこまでも不利な点が否めませんよね。


先入観のみではなくて、きちんと人となりをみてから判断してほしいという思いがやっぱりありますけど、そう思われるのも仕方ないとも思います。

相変わらず公務員は叩かれまくってますから、イメージ悪いんでしょうしね・・・。




個人的に思うことですが、公務員としての経験を経ると、自分の中の「個性」がだんだん淘汰されていく気がします。


なぜなら、そういう仕事だからです。


行政サービスというのはシナリオが決まっている台本を監督の意向どおりに忠実に演じる役者みたいなもので、個性を殺さないとまず行政サービスは回っていきません。


その中で、効率的すぎる行政サービスの中に疑問を持ったり、改善と前例のしがらみで板挟みになって苦悩したり、前向きに理想を追い求める「余計な考え」(あえてこういう言い方をさせてもらいます。)をもった公務員だけが、理想と現実の乖離に悩み、苦しむのではないかなー、と思うのです。


こんなことを言っておきながら誤解していただきたくはないのですが、公務員の方々はもともと頭がよく、優しく、かつかなり仕事のできる人が多いと思います。


上記の悩み苦しむ人というのは、公務員世界に違和感を感じる人のこと、ハッキリ言ってしまえば、市場や世間一般的な事象に対して普通の考えを持つ人たちのことです。



やっぱり、公務員しか経験したことのない純粋培養の人たちは、長年勤めるにつれ、ちょっとずつ考え方が一般市場とズレてくる点は否めないと思います。



ですので、異種交流会でもボランティア活動でも何でもいいので、できるだけ公務員の世界以外にも視野を広げる機会を設けるべきではないかと常々感じている今日この頃です。