実家は農家集落ど真ん中にあったんだけど、ウチは代々農家じゃない職業。 
幼少時代は子供心にもウチは微妙に輪に入れてないなーという印象はあった。 

そして現在、父と祖父母が死に母ひとりぐらし(まだまだ元気です)。 
とはいえ広い庭の手入れや交通の便が悪いことから、 
動けるうちに思い切って「実家を売って駅近の市街地へ引っ越す」という決断をする。 

母の後は自分が管理しなきゃいけないんで俺も賛成。 
こじんまりとした一軒家を市街に購入。 

というのが前提。 

前家を売り出す時、不動産屋&役所から 
「謄本が古いので一回測量し、隣家と話し合って境界線を確定しないと売れない」 
といわれる。 

ちなみに農家じゃないのにそこそこ広い庭(畑)や山がある家は、 
土地神話に成り立つ周囲農家からは良く思われてなかったらしく、 
特に左隣とは昔、境界線の杭を勝手にズラされたり、祖母がやってた家庭菜園 
に農薬まかれたりといった嫌がらせをされたことがあったらしい 
(これ自体充分キチガイなんだけど…) 

なので母とも「左隣とは揉めるかもね」という話はしていた。 
一方で右隣は温和なオジサンだったので「こっちは問題ないね」という話も。 

ところが「難所」と思われた左隣はあっさりクリア。代替わりしたお婿さんがいい人だった。 
まぁ、ウチの祖母と揉めたババア(90オーバー)は「先祖代々の土地を簡単に…云々」 
文句を言ってたらしいが…