大学に入ったとき、クラスのコンパがあった。
一次会は教授も御参加、二次会から本番、三次会も半分以上が残り、ここで解散。
終電で座っていると、前に三次会で斜め前にいた里美が乗ってきた。
それまでとくに彼女を意識をしていなかったけど、盛り上がったあとにひとりぼっちになり、
少しばかり寂しい感じがしていたので、顔見知りを見つけて素直にうれしかった。
男なので、里美に座席を譲り、適当に会話を交わした。
このときは、下心はなかったが、かなり酔っているのはわかった。
里美の下車駅は、俺の降りる駅の三つ先だった。
下車駅に着いたので、じゃあ、といって電車を降りると、後ろから里美が飛び出してきて、
反対側の線路にゲロった。
おいおい危ないぞ、というわけで、はからずも里美の面倒をみることになりました。
とりあえず、障害者用トイレに連れていって背中をさすってりしてあげたけど、
終電が過ぎていたので、駅から出なければいけなかった。
もう、里美の交通手段はタクシーしかない。
タクシー乗り場に並ばせたが、心配なのでしばらく一緒に行列に立った。
里美は気持ち悪そうだったが、しばらくすると「トイレ!」と言い出した。
そして…

