前に働いてた会社に、里佳(仮)って女がいた。
大卒で会社に入って三年目の25歳で、外見はかなり可愛い、あと黒髪で癒し系、程々に大人っぽいけど、程々に若いイメージ、イメージとしてはグラビアアイドルの川村ゆきえみたいな感じ。
ただ、周囲からは割と嫌われてた。
美人・金持ち・性格良し・モテる・スタイル良し、これだけ揃ったら、僻みたくなるのは当然だろうとは思うがw
性格いいんだけど、ちょっと天然なところもあって、そういうとこは男受けはいいんだろうけど、女の子同士だと嫌われる要因のひとつになるらしかった。
彼氏がいいトコに勤めてるイケメンっていうのも、嫌われる要素のひとつだったと思う。
ある金曜日、同僚女子のNから、夜十一時くらいに電話掛かってきた。
「ね、里佳のこと酔いつぶしたから、ちょっと面倒見にきてくれない?」
「は、俺が?」
「うん、ちなみに……里佳って一度寝ると、なかなか起きないから」
「……」
そのフレーズに若干どきっとしたものの、Nは里佳のこと嫌ってるから、面倒見たくないんだろう。
下手すれば置いていくかもしれないし、言われた店は自宅から近かったから、とりあえず迎えに行った。
「お、来た来た」
店の近くのバス停には、酔ってご機嫌のNと、ぐったり横になってる里佳がいた。
仕事帰りに飲んだのか、二人とも若干乱れたスーツ姿。
「あとはよろしく。自宅に連れて行くなりホテルに連れて行くなり、どんなことしてもいいよ?」
「は? マジで?」
「うん、マジマジ。かなり酔わせたし、一度潰れたらめったなことじゃ起きないから」
どうやらNは冗談で言ってるんじゃなくて、本気で言ってるみたいだった・・・
そして・・・

