25歳のころ、勤務後に同僚から電話が来て飲みに誘われた。 
行ってみると、そこにいたのは職場に研修でやってきた学生A(32歳男、180cmを優に超える巨漢)と、 
俺の同僚(32歳男、柔道経験者)、その女友達(32歳女)。 
研修に来た学生は5人で一つの研修班を構成していたが、学生Aは再受験で他の4人と年が離れていたこと、躁鬱気味であったことが原因で研修班の学生たちから孤立しており、 
俺の同僚が彼を気遣って飲みにつれだしたという話だった。 
 飲みの席で、学生Aはしこたま酔っぱらい、他の班員の悪口三昧。俺は彼の話に興味が 
もてなかったので、殆ど彼をスルーしていた。ただ、飲み会後の帰り際に、一言だけ学生Aに忠告した。 
「これからまだ何カ月も実習は続く。多少不愉快なことがあっても、ある程度は合わせた方がいいと思うよん」 と。すると、彼は恐ろしい目つきでこちらを睨んできた。 

俺は(何怒ってんだ?年下に忠告されたのが不愉快だったのか?)くらいに思ったが、 
特に気にせず会計を済ませた。店の外に出ると、同僚が呼んだタクシーがまっていた。 
学生Aは相変わらず俺を睨んでいたが、同僚たちと共にタクシーに乗り込んだので、 
俺も安心して自転車の鍵をはずしにかかった。鍵をまさぐったが、 
右のポケットには携帯が入っていた。おれは携帯を取り出し、メールチェックを始めた

その時・・・