自分「何か後ろの方から音がしない?『ゴツン…、ゴツン…』って」

K君「そうですね~、しますね~。何の音でしょう?」
その奇妙な音が聞こえてきたのは、昨晩8時15分過ぎのことである。

1~2秒周期に、左後ろの方から『ゴツン』、右後ろの方から『ゴツン』と聞こえてくる。

ここは新ビルの21階。自分の席は、後ろがすぐ窓。

当然のことながら、窓の外には誰もいるはずがない。
もちろん、窓の清掃をこんな時間にやっている訳もない。

自分「何だ~???」

と思って、窓に近づくと、音の発生源がわかった。

自分「ブラインドが揺れて、左右の柱に『ゴツン、ゴツン』当たっているんだよ」

H君「空調の風ですかね?」

自分「ん~、それっぽいね…」

自分も、空調の風かな~、と思って席に戻ろうとしたら、

S君「何か揺れてませんか? ゆ~~~っくりと」

一同「お~~~~~~、揺れてる!!!」

確かに、ゆ~っくりと揺れている。

地震!


一瞬、緊張が走る。
ここは、新ビルの21階。地震なんて起きたらかなりのパニックになること間違いない!

が、その揺れは『ゆ~っくり』と揺れているだけで、2~3分ほどで収まった。

そう、昨晩の

千島列島のマグニチュード8.1の地震

である。

札幌では震度が観測されていないが、高層ビルは耐震構造のため、ゆっくり揺れてビル自体が倒壊してしまわないように設計されているらしい。

また、震度速報より津波警報が先に報じられたみたいだけど、
通常は『震度3以上』の地震だけ震度速報として報じているかららしい。
(道東でも『震度2』が最高だったみたい)

まー、津波は大したことがなくて何より!