レーズンエクササイズ | 会食恐怖克服日記

会食恐怖克服日記

21歳男、大学生。15歳の時に会食恐怖を発症しました。
会食恐怖のこと、食事のこと、日常のことなどを書いていきます。
会食恐怖に悩んでいる人、気軽にコメントお願いします!

ちょっと書きたくなったので、連続で投稿(笑)

レーズンエクササイズについて書いていきます。
最近マインドフルネス(mindfulness)が気になっているのですが、その話題になると出てくるのがレーズンエクササイズです。
そもそもマインドフルネスとは?という方もいると思います。mindfulnessと辞書で調べると「注意していること」と出てきます。曖昧な表現ですが、僕は「過去や未来にとらわれず、現在を生きている状態」といった意味で解釈しています。マインドフルネスについてはまた別に書こうかと思います。

では、今回紹介するレーズンエクササイズとは何なのか?
レーズンエクササイズでは、1粒のレーズンを徹底的に味わいます。ここでいう「味わう」とは、食べるだけでなく、触感や見た目もじっくり観察することも含みます。

レーズンをまずは手に取り、すぐに食べるのではなく、匂いを嗅ぎ、手触りを感じ、形や大きさ、しわの1本1本を観察します。食べるのはその後。
そして、口に含んだ後はさっさと噛み始めて飲み込んでしまうのではなく、舌触りを確かめ、ゆっくり噛みしめながら広がる味を楽しみます。
そして最後は、喉を通る感覚までしっかり味わう。

これがレーズンエクササイズです。ちゃんと30回噛みましょう、というのとはまた違いますね。
自分がいま手にしている、口に含んでいるレーズンにのみ集中するのが目的です。


今回レーズンエクササイズを紹介しているのは、これが会食恐怖の改善にもつながると考えているからです。
1つ目の理由は、食べ物の味を楽しむことで、食事が自体が楽しくなるのではという理由。

そして、特に大事だと思う2つ目の理由が、「現在に集中する」ためです。
会食恐怖を含めた恐怖症に共通する点として、過去のつらい経験を思い出したり、これから先に起こることに対して「また症状が出るのでは」「症状が出たらこうなるのでは」とマイナスな想像を次々に膨らませてしまいます。その結果、予期不安が実際に症状を強めてしまい、考えた通りに発症して苦しむことになってしまいます。

この不安を止めるのが、現在に集中すること、現在を生きることです。
そして、レーズンエクササイズは現在目の前にあること、起こっていることに集中することを意識的に行う訓練になります。ようは、レーズンエクササイズを通じて、負の想像をしないようにして予期不安を防ぐ習慣をつけることが、会食恐怖症を改善することになるのではないかということです。

私も実際に試してみました。レーズンが売っていなかったので、ドライフルーツの苺で試しました(笑)
やってみると、小さな苺の欠片一つとっても、こんなに見るところ、楽しむところがあるんだと驚きました。形や大きさ、小さな粒、表面と中の触感の違い等々。まだ1回試しただけですが、時間をかければかけるほど発見があるように感じました。

また、レーズンエクササイズのよさは、敷居の低さですね。手に取れて、何度も噛めるものであれば、レーズンでも苺でもマンゴーでもスルメでも煎餅でも、なんでもエクササイズに使えます。
ぜひ一度、試していただきたいです。