山鹿市鍋田の山鹿市立博物館の隣接地に移設されて所在する市指定有形文化財の

大坪橋です。

 

 令和5年6月に市指定になったばかりの文化財ですが、山鹿市立博物館の隣に移設されているため目にされた方も多いと思います。

 

 慶応元年(1865)から明治3年(1870)にかけて建設されたと伝わる、橋上に水を通す水路橋です。現地の説明板には、幕末の惣庄屋だった福田春蔵が水利の乏しさに苦しむ中村地区に、寺島井手の用水をひくため西上町吉田川に架橋したとあります。

 

 

 

 

※写真は2020年5月撮影