熊本市中央区国府に所在する

芥川板碑(白山神社境内)です。

文化財の指定は受けていません。

 

 芥川板碑とは、18世紀末頃の寛政年間に田迎手永の惣庄屋であった芥川守拙が建てた一字一石碑です。

 この白山神社境内の芥川板碑は白山神社本殿の南側に位置し、大永四年銘の板碑の隣に所在します。

 中央上部に聖観音像を彫り、銘文はかなり読みにくいですが、「普門品一字一石寛政甲寅七月 建立者五穀成熟人民平安罪 障消滅子孫 栄昌之祈願也 芥川守拙敬白」とあります。


 

一番左が大永四年の板碑。左から3番目の板碑が芥川板碑です。

 

 

 

 

 

これもかなり薄い造りです。

※写真は2023年10月撮影