宇城市小川町新田に所在する市指定史跡の

新地塘(しんちども)です。

 

 宇城市HPによると、新地塘は慶長13年(1608年)に加藤清正によって実施された新田新地の干拓で築かれた塘(堤防)です。

   新田新地は、八代地域で最初に着手された干拓地になります。

   干拓面積は67町(約66.4ヘクタール)と非常に広範囲で、干拓後には101戸、1,988人の移住者がありました。また、この干拓により、熊本藩は八百石の増収となりました。

   干拓時の塘が数か所に残されており、加藤清正が馬を歩ませて測量を行ったなどの伝承も残っています。

 

 

 

※写真は2023年9月撮影