天草市五和町御領に所在する

寛政の津波石です。

文化財の指定は受けていません。

 

 説明板によると、寛政4年(1792年)に雲仙大噴火により起こった大地震により、眉山が崩壊し、大津波が起こり、肥前、肥後に押し寄せました。その時に、天草へも津波が打ち寄せ黒崎海岸にあった石がこの位置まで打ち上げられたそうです。その石がここに残り、波は山ノ口の迫を奥深く遡上したといいます。これより下には家を建てるなという言い伝えがあるそうです。

 

 

 

 

※写真は2023年9月撮影