天草市浜崎町に所在する県指定天然記念物の

兜梅です。

 

 延慶寺の境内の裏庭に所在します。説明板によると、一本の梅の木から縦横に枝が延び、枝張りは東西約11m、南北約6mあり、樹齢は約500年と言われています。兜梅という名称は、天正17年(1589年)の天草合戦の時、本戸城で小西行長、加藤清正連合軍と戦った天草軍の中で、奮戦した騎馬武者の姿をした婦人(加藤清正に討ち取られた木山弾正の妻、お京の方)の兜のしころがこの枝にからまり、身動きができず斬られたことに由来するそうです。

延慶寺の山門です。

 

 

 

 

 

 

 

 

※写真は2018年8月撮影