相良村深水に所在する

深水宗方(ふかみそうほう)の墓です。

文化財の指定は受けていません。

 

 深水宗方は、戦国時代の武将で、相良氏の家老をつとめていました。また、優れた歌人でもあったそうです。豊臣秀吉の九州征伐の際には、秀吉と会見し、相良氏の存続について承認を得るなど、交渉力に長けた人物だったようです。そのため、秀吉から豊臣直轄領の水俣の代官も任されています。天正18年(1590年)に病気により没しました。現在は歯の神様としても信仰されています。

 

墓は深水観音堂の境内に所在します。

 

 

 

 

深水観音堂です。

 

※写真は2023年8月撮影