荒尾市原万田に所在する市指定史跡の

田次郎丸居館址及古塔群です。

 

 説明板によると、ここは鎌倉時代から室町時代の名主、田次郎丸の館跡で、高さ約2mの高地上にあります。周囲に外濠と内濠を有し、それらの間には土塁が巡っています。館の一角に薬師堂があり、元々東光寺というお寺があり、藤原吉家が永正6年(1509年)に両親の冥福のために建立し、薬師三尊仏を祀っていたそうです。現在、薬師堂周辺には、六地蔵2基を始め、石塔群が存在しています。また、明応7年(1498年)の銘を持つ十三仏石碑があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※写真は2020年4月撮影