天草市牛深町に所在する

遠見山番所跡です。

文化財の指定は受けていません。

 

 説明板によると、異国船対策としての遠見番制度を設けたのは天草初代代官鈴木重成です。遠見番は、主に異国船の来航監視や密貿易の取り締まり、難破船の救助、旅船旅人の入出島の管理などを行いました。この牛深の遠見番所は享保2年(1717年)に﨑津とともに増設されたそうです。ここには武士身分の地役人2名が配置されていました。

 

 

 

 

 

 

※写真は2021年12月撮影