菊池市西寺に所在する市指定史跡の
郡家及び土塁跡です。
菊池市HPによると、西寺集落の北から西側にかけて土塁が残っていて、北側は長さが100~130m、幅5~6m、高さ1.5mの土塁で、外側に幅約1mの溝が認められるそうです。北西部で直角に南に曲がり、長さ20~30mの幅の狭い土塁となっているそうです。昭和40年の水田化に先立ち発掘調査が行われ、東西425m、南北160mの土塁があったことが確認されて、ここが古代の菊池郡の郡家跡と推定されています。
※写真は2020年5月撮影