天草市栖本町河内に所在する市指定有形文化財の

河内六十六部塔です。

 

 県道34号沿いに所在します。

 説明板によると、近世において六十六部廻国が盛んに行われますが、これは法華経を書写して、六十六ヵ国の霊場に一部ずつ納経をする巡礼行のことで、その際に巡礼諸国を廻ったことを銘文とした供養塔「六十六部塔」を建立する風習がありました。

 この六十六部塔は、「文化十五年二月十六日」(1818年)と刻まれ、行者と地元の世話人によって建立されたものと思われます。また、東に2kmほど進んだところにもう1基存在するそうですが、そちらには行けてません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※写真は2022年8月撮影