宇土市古城町に所在する国指定史跡の
宇土城跡です。
宇土市HPによると、現在の市街地の西側に位置し「西岡台」と呼ばれる、小高い独立した丘稜を利用して築かれています。この丘稜は、東西の長さが約700m、南北の最大の幅が約350m、最高位部の標高約39mであり、この丘のほぼ全域が城域であったと考えられています。
中世宇土城の築城は、1048年(治承3年)と考えられていますが、城主は宇土氏や名和氏など度々代わっています。最終的には、1588年(天正 16年)宇土17万5,000石の大名として入国した小西行長が、西岡台の東に隣接する通称「城山」に新城(近世宇土城)を建設した時点で、長い間続いた城としての役目を終えました。
西岡台の端にある巨大な横堀です。
※写真は2020年2月撮影




















