芦北町佐敷に所在する国指定史跡の
佐敷城跡です。
説明板によると、築城は天正17年(1588年)頃であろうと推定されています。加藤清正の重臣加藤与左衛門重次がここの城代を務めたので有名です。文禄元年(1592年)豊臣秀吉の命令で朝鮮半島に出兵した隙をつかれ、薩摩の梅北国兼に一時乗っ取られる事件も起きました(梅北の乱)。慶長5年(1600年)の関ヶ原の戦いに関連して、島津軍に包囲される事件も起こりました。この後、大改築が行われ、本格的な近世城の姿となりましたが、元和元年(1615年)の一国一城令及び寛永14年(1637年)の天草・島原の乱に際し、石垣が壊されました。
登城口です。
※写真は2020年11月撮影
























