南関町宮尾に所在する県指定史跡の

小代焼窯跡群です。

 

 南関町HPによると、古小代の里公園に小代焼窯跡群「瓶焼窯跡」・「瀬上窯跡」があります。どちらも自然の傾斜地を利用した連房式登り窯で、そのままの形で保存されています。
小代焼は、江戸時代初期の寛永9年(1632年)、細川忠利公が肥後に入国の際、豊前国上野からともに移り住んだ陶工によって始められたものです。その発祥の地とも言われているのが「瓶焼窯」で、最初の窯が築かれたのはいつなのかわかっていません。瀬上窯は、生産が減少していた小代焼の振興を図ろうと、天保7年(1863年)に御山支配役瀬上林右衛門が自宅に近いところに築窯した殖産窯です。

 

瀬上窯跡です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

瓶焼窯跡です。

 

 

 

 

※写真は2020年4月撮影

※示している場所は瀬上窯跡の場所になります。瓶焼窯跡は瀬上窯跡の南側に所在します。