宇城市不知火町小曽部に所在する市指定史跡の
北園鬼塚古墳です。
宇土半島基部の水田地帯の中に立地しています。
宇城市HPによると、この古墳の大きさは直径約40m、高さ約6mの古墳時代終末期の円墳で当時のものとしては大きいものです。
現在は、墳丘の上部に主体部である横穴式石室の一部が露出しています。石室には安山岩の一枚岩が用いられています。露出している石材の範囲から復元すると、石室の長さは約4m、幅は約2mになります。
この古墳は、江戸時代から知られており、古墳から人骨が出土したという記録が残っていますが、詳細については不明です。
※写真は2020年12月撮影




