宇城市豊野町糸石に所在する市指定史跡の
相良堂です。
豊野グラウンドの東側に所在します。
宇城市HPによると、響ケ原の戦いで討死した相良義陽とその家臣を祀るための供養塔です。 戦国時代末に、義陽と阿蘇家臣の甲斐宗運が戦った地である響ケ原に義陽の家臣であった犬童頼安によって建立されたものです。碑には、阿弥陀仏を意味する梵字と義陽の法名が記されています。
享保15年(1730年)には、中山手永の総庄屋であった中山孫左衛門が、碑を保護するために堂を建立しましたが、平成28年(2016年)の熊本地震で倒壊しました。現在は、地元の有志によって新しい材料で堂が新設されています。
供養塔です。
境内には他の石造物もあります。
※写真は2021年2月撮影








