長洲町長洲に所在する町指定有形文化財の

救援隊並びに遭難者の碑です。

 

 長洲町の海岸沿いに所在します。

 説明板によると、明治28年7月23日の夜、二百艘余りの鮟鱇船が長洲沖で操業していましたが、翌24日の夜明け前に悪天候となり、2年前の遭難のこともあり140艘は早朝に帰港しました。午前10時ごろに暴風雨がひどくなり、そのまま操業していた漁船の帰港がままならなくなりました。そのため、救助船を3艘出向させましたが、あまりの荒波に1艘は引き返し、残りの2艘は遭難してしまったそうです。町の漁業関係者はこの救助に向かい遭難した若者7名の精神を讃えるとともに、この時遭難した漁民22名の冥福を祈るために昭和29年にこの記念碑を建てたそうです。

 

 

 

 

※写真は2020年4月撮影