和水町大田黒に所在する

神尾城跡です。

文化財の指定は受けていません。

 

 説明板によると、南関の大津山氏の城で、佐賀の龍造寺氏が肥後に侵攻し、交通の要衝である南関の大津山氏を攻めた際、城主の大津山資冬は大津山城を捨てて神尾城へ退いて龍造寺軍と対峙したそうです。

 天正15年(1587年)の佐々成政による検地に反対して起こった肥後国衆一揆では、大津山資冬の子の家稜がこの城に逃げ込んだといわれています。城内には郭や堀切などが比較的良好な状態で残っています。

 

 

 

本丸。

 

堀切。

 

土塁。

 

堀切。

 

堀切。

 

 

 

※写真は2022年12月撮影