八代市妙見町に所在する市指定史跡の

征西大将軍の宮懐良親王御墓です。

 

 水無川の左岸に所在します。

 八代市HPによると、この場所には東西27.3m・南北20mの土居を巡らした玉垣があり、その中の小円墳が征西大将軍懐良親王のお墓です。
 懐良親王は後醍醐天皇の皇子として征西大将軍となり、九州における南朝方の中心人物として活躍し、弘和3年(1383年)に亡くなりました。
 親王は福岡県八女市で亡くなりましたが、縁の深かった八代に墓が築かれました。
 墓所内には大正5年に発見された、親王御自筆銘の宝篋印塔(市指定文化財)がおかれています。

 

 

 

※写真は2020年2月撮影