八代市古麓町に所在する市指定有形文化財の

永御蔵(ながおくら)番所です。

 

 元は八代城にあった番所ですが、現在は春光寺に移築されています。

 八代市HPによると、松井直之時代の貞享4(1687)年に、八代城三ノ丸に設けられた蔵屋敷を「永御蔵」といいます。城内で必要とされる米を保管していた所で、この番所はそこで使われていました。番所の建てられた年代は不明ですが、 御門の懸魚の裏側には「文政五年」(1822)という墨書があります。昭和61年に松井家の菩提所である春光寺に移設されました。

 

 

 

 

 

※写真は2020年2月撮影