五木村甲に所在する県指定天然記念物の

宮園のイチョウです。

 

 川辺川の左岸に所在します。小さなお堂が一つあり、その前方にイチョウの木があります。なかなか風情のあるところです。以前、雨が降っているときに行ったことがありますが、お堂で雨宿りしながら見るイチョウの木もなかなかオツなものです。紅葉の時期にはライトアップもされます。

 説明板によると、樹齢は推定500年の雄株のイチョウで、樹高は45mにも及びます。元々は雌株もあったそうですが、昭和40年の台風で倒れたため現在の雄株のみとなっています。このイチョウは文禄・慶長の役の時に相良長毎とともに従軍した五木の者が朝鮮から記念として持ち帰って植えたと伝えられているそうです。

 

 

 

 

 

イチョウ前のお堂です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川辺川の対岸から。

 

 

※写真は2022年10月撮影