菊池市重味に所在する県指定重要文化財の
立門橋(眼鏡橋)です。
菊池川の支流の柏川に架かる石橋です。
説明板によると、この橋は柏川に架けられたアーチ橋と右岸側に並行して流れる用水路に架けられた持ち送り式桁橋からなる石橋で、菊池から小国を結ぶ旧街道の要衝の地にあります。万延元年(1860年)4月に完成しました。石工頭は宇一(橋本勘五郎の兄)で、橋に刻まれた「立門」の文字は建設時のもので、漆喰が塗り込まれています。橋の長さは75mあります。
石橋の壁石に「立門」とあります。最初見た時は新しいものだろうと思いましたが、江戸時代の築造当時のものだそうです。
西側の持ち送り式桁橋です。
※写真は2020年5月撮影