山鹿市城に所在する市指定史跡の

城村城跡です。

 

 岩野川右岸の高台に所在します。

 説明板によると、城村城は菊池氏三大家老(城・赤星・隈部)の一人である城氏代々の居城と言われています。天文19年(1550年)に鹿子木寂心の跡を受けて、城村城主の城親冬が隈本城に移ると、しばらくの空城の後、隈部親永の子の親安が城主となりました。その後、佐々成政に対する肥後国衆一揆の際には、隈部親永、親安がこの城に籠って激しく抵抗しました。城村城は最後まで落城せず、隈部父子は和議に応じる形で城を明け渡したそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※写真は2022年2月撮影