和水町江田に所在する県指定重要文化財の

熊野宮宝塔です。

 

 菊池川の左岸にある熊野神社の境内に所在します。

 説明板によると、この宝塔は貞和5年(1349年)に造られた南北朝時代の代表的な宝塔で、均整の取れた形態を持っています。高さは146.5㎝で塔身は有頸の棗形で、上部に円筒形の穴があります。宝珠は後補で、本来は相輪が乗っていたと考えられます。塔身には銘文が刻まれています。勧進は實賢と刻まれていて、近くの中道宝塔と同一人物の勧進です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※写真は2020年4月撮影